ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は29日、東京で開いた『ハイゼットカーゴハイブリッド』発表の席上、創立100周を迎える2007年には国内の軽自動車販売でトップを目指すとの方針を表明した。
箕浦社長は「販売シェアは開発や生産、販売、企業マネジメントなどの総合力の結果」とし、主力の軽自動車分野で「スズキさんに追いつくか追い抜くくらいの総合力をつけないと、課題の海外展開もできない」と述べた。
そのうえで「2007年にはそれくらいの力をつけたい」と表明した。軽販売トップの奪取については、すでに同社内の合言葉となっているが、経営トップが会見の場で表明したのは初めて。