道路システム高度化推進機構(ORSE)は、ETC車載器の累計セットアップ台数が2005年8月19日に突破したと発表した(既報)。
700万台を突破した6月1日からわずか2カ月半で100万台増加した。今夏の帰省シーズン前だけでセットアップ件数が1万5000台/日を超える勢いで増加していった。
今回のように、早い時期に増加した要因として、ORSEでは、
(1)各道路事業者の割引制度や車載器リース制度が展開
(2)スマートICや料金割引などの社会実験が各地で実施
(3)タクシーやレンタカーなどへの装着の促進
と、ETCの利便性・経済性が認知されたと分析している。
この数字が維持されれば、今年度中に累計1000万台達成をORSEでは見込んでいる。