【新聞ウォッチ】世界を目指す中国車、品質の向上がカギ

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年8月22日付

●中国車世界へ、欧米進出図る(読売・7面)

●自動車保険が成長の軸、あいおい損害保険児玉正之社長(読売・8面)

●ライコネン今季5勝目、F1・トルコGP 琢磨追い上げ9位(毎日・20面)

●下水汚泥からバイオガス、神鋼環境ソリューション、公用車に使用(産経・10面)

●どこでも屋根付きガレージ(産経・10面)

●黒塗り公用車思わぬ人気、市町村合併で臨時収入 高値落札が続出(東京・3面)


ひとくちコメント

中国の自動車メーカーが海外生産や輸出など対外進出を加速し始めたという。きょうの読売が「ワールドインサイド」で取り上げている。同様の記事が8月17日の産経でも報じられた。

レポートでは江鈴汽車が7月上旬、ベルギーに陸揚げされ、中国として初めて欧州の土を踏んだほか、吉利グループも欧米をターゲットに輸出を検討中という。しかし、トヨタなどとそっくりの自動車を製造しているところもあり「意匠権を侵害した車が海外に広がる懸念も出ている」(読売)と警鐘を鳴らす。

筆者も先日、中国・広州にあるホンダの「輸出専用工場」などを取材したが、中国は「世界の工場」と呼ばれるように、世界最大の輸出国に成長したものの、「衣料品、雑貨のような安くて手軽な製品ならともかく、自動車は未だに”メイド・イン・チャイナ”ということで偏見な目でみられがち」(本田汽車・金山裕則総経理)と語っていた。品質の向上が今後の輸出を左右することは間違いない。
《福田俊之》

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