マツダが発表した2005年上半期の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産は前年同期比1.6%増の41万611台と3年連続でプラスとなった。
国内生産は国内向けの『ベリーサ』や新型『プレマシー』、欧州向けの『アクセラ』の生産が順調だった。国内販売は同5.9%増の15万5288台で、3年連続でプラスだった。『デミオ』や『アテンザ』、『アクセラ』は低調だったが、新型プレマシーや『ボンゴ』シリーズの販売が順調だった。
輸出は同1.4%減の27万6177台と、4年ぶりのマイナス。欧州向けのアクセラなどは好調だったものの、『RX-8』、アテンザが落ち込んだ。アジア、オセアニア、中南米向けは伸びたが、北米向け、欧州向けが不振で、アジア向けも微減だった。
海外生産は同10.0%減の13万1825台と、4年ぶりに前年同期を下回った。海外生産の主力のアテンザ、ファミリアの生産が大幅に落ち込んだ。