バス車内放置で運転手に減給1日

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神戸市営バスの56歳運転手が営業所への帰着後に義務付けられた車内点検を怠り、寝過ごした乗客1名の存在を見落とし、この乗客が朝まで車内に閉じ込められた問題で、神戸市交通局は7日、この運転手に対して減給50%を1日の懲戒処分を実施した。

神戸市交通局によると、問題のトラブルは6月24日に発生している。

同日の午前6時ごろ、神戸市西区竹の台1丁目付近にある市営バス・西神営業所で、車両整備担当の職員がバスのドアを鍵で開けたところ、車内に20歳代後半から30歳代前半とみられる女性がいるのを発見した。

このバスは前日(23日)の深夜に56歳の男性運転手が西神中央駅−かすがプラザ間の最終便を担当。午後11時20分ごろには営業所まで戻ってきていたが、この運転手は内規で義務付けられた車内点検を実施せず、そのまま施錠してしまったとみられている。

取り残されていた女性の体調に異変は無かったらしく、「前夜乗ったが寝過ごした。ご迷惑を掛けました」と言い残して、そのまま名乗らず立ち去ったというが、同局ではこの営業所で2003年8月にも同様のトラブルが起きていることを重視。

「徹底されるべきチェックがなされていなかった」として、車内点検を怠った運転手に対しては減給50%を1日の懲戒処分を。直属の上司2人に対しては管理監督責任を追及し、戒告処分。同局の部長級職員2人にも文書訓戒の処分を実施している。

同局では全営業所に対し、帰着後の車内点検を徹底するよう、再度の通達を出している。
《石田真一》

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