矢野経済研究所は7日「自動車維持保有サービスに関する意識調査」の結果を発表した。中古車買い取りに関する調査では、買い取り店の存在は広く知られているものの、利用率は低いことが分かった。
調査は全国の自動車所有者851人(同研究所の消費者モニター)を対象に実施した。中古車買い取り店に関する調査結果によると、買い替えで自動車を購入した人の5割が買い取り価格を気にしており買い取り店の存在は広く知られている。しかし実際の利用率は7%に止まっている。
同研究所では「不明瞭な査定基準」「店による価格差」「入りにくい店舗」「接客姿勢」など、ユーザー側が不信感と不安を抱いており、これらを解消することが課題としている。