今日の朝刊から---気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2005年7月6日付
●RV窃盗・輸出1000台? 合同捜査本部が逮捕、ナイジェリア人ら21人(読売・39面)
●国民車メーカーVW傘下入りも、マレーシア(朝日・10面)
●ホンダが新型ハイブリッド 出力・燃費を向上、多車種に採用(朝日・11面)
●2車種2万9000台スズキがリコール(朝日・37面)
●クールビズ、8割賛成だけど実施3割(毎日・8面)
●団塊男性、引退後は趣味、旅行・車・映画−(日経・1面)
●乗用車燃費基準改定へ、国交・ 経産両省(日経・5面)
●ルノー新車販売上期3.6%増加(日経・9面)
●横浜ゴム、タイヤ値上げ、9月から4%(日経・11面)
●ダイムラー日本法人、国内商用車から撤退、三菱ふそうに集約狙う(日経・13面)
●ユーザー支払い上期は1870億円、自動車リサイクル(日経・13面)
●新開発拠点、横浜に開設、ダイムラー・クライスラー日本(日経・13面)
ひとくちコメント
埼玉、群馬など4県警の合同捜査本部は、盗難車を輸出目的で運搬したとして、ナイジェリア国籍の貿易代行会社社長らを盗品運搬容疑で逮捕した。きょうの各紙が社会面で取り上げている。
記事によると、ナイジェリア国籍の容疑者が輸出しようとしていた盗難車108台を押収。窃盗の実行犯と盗難車の買い取り役などのナイジェリア人7人、イラン人1人、日本人12人の計20人の男もすでに窃盗や出入国管理法違反容疑で逮捕したという。
グループは首都圏でRVなどのクルマを盗み、横浜港から1000台以上、総額20億円以上をナイジェリアや中東諸国に輸出していたとみられている。大規模な自動車窃盗・輸出グループによる事件とみて全容解明を進める。