深夜の海に吸い込まれるテールランプ

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18日、北海道石狩市内にある港で、乗用車が海に向かって走り、そのまま転落するのをドライブ中の男性が発見、警察に届け出た。

通報を受けて駆けつけた消防が約30分後にクルマを発見、救出に当たったが、クルマを運転していた43歳の女性が死亡。5歳の男児が意識不明の重体となっている。

北海道警・(札幌)北署によると、事故が起きたのは18日の午前0時ごろ。

石狩市新港東4丁目の石狩湾新港東埠頭付近をドライブしていた男性が、海に向かって走っていくクルマを発見。そのまま海中に没したことをテールライトの灯りで確認し、警察に「クルマが海に落ちた」と通報した。

通報を受けた同署員や消防署員が現場に急行。約30分後にクルマを発見、車内から43歳の女性と、この女性の長男である5歳の男児を相次いで救出したが、女性は搬送先の病院で死亡していることを確認。男児は意識不明の重体となっている。

事故の状況から、警察では女性が無理心中を図った可能性が高いとみている。

《石田真一》

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