オートバックスセブン、ユーシーカード(UCカード)、セントラルファイナンス(CF)、日本信販(NICOS)、オリエントコーポレーション(オリコ)、ハイウェイ・トール・システム、兼松、東芝の8社は、ETCカードを専用の自動発行端末で即時発行する日本初のサービスを27日から順次開始する。
ETCカードは、通常、申し込みから受け取りまで約1週間かかるが、本サービスでは申し込み後約3分から30分で発行される。
自動発行端末を利用者が自ら操作してカードを申し込み、その場で受け取れること、複数のクレジットカード会社のETCカードが発行できることは、従来にないサービスだ。
これまでも、一部のクレジットカード会社ではETCカード即時発行を実施しているが、サービスカウンターやイベント会場で、クレジット会社係員が対面方式で行うものだった。
日本道路公団などによる、ETC車載器の取付・セットアップとETCカードの発行を同時に提供する「ETCワンストップサービス」は、有料道路のサービスエリアやカー用品店の店頭などで、実施日を限定してイベント的に行なっていた。
今回、自動発行端末を導入するオートバックスグループのカー用品店は、営業日であれば、毎日「ETCワンストップサービス」を提供可能となる。
ETCカード即時自動発行サービスは、27日よりスーパーオートバックス東京ベイ東雲で、29日よりスーパーオートバックス横浜みなとみらいでスタートし、その後8月末までにグループの約150店に順次導入する。
サービス取扱いカードは、6月27日からUCカード、7月13日からCF、7月20日からNICOS、8月2日からオリコに対応する。