デンソー、中国でカーナビの現地生産へ

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デンソーは、中国の天津市にカーナビゲーションシステムを生産する新会社を6月2日に新設したと発表した。新会社の社名は電装(天津)汽車導航系統有限公司で、2006年2月に生産を開始する予定だ。
 
デンソーが中国でカーナビを生産するのは初めてで、中国でのカーナビ市場が拡大すると判断、新会社を設立して現地生産することにした。中国のカーナビ市場は2004年に5万台だったのが、2006年に15万台、2010年に約50万台と需要が急拡大する見通し。
 
中国の自動車メーカーとカーナビメーカーに納入して中国でのカーナビ事業の拡大を図っていく。
 
新会社の資本金は70万ドル(約7600万円)で、デンソーの中国統括拠点の電装(中国)投資有限公司が95%、天津泰達集団が5%出資する。
 
投資額は約100万ドル(約1億1000万円)で、従業員数は20人。2006年にカーナビを約6万台生産する計画だ。

《レスポンス編集部》

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