プジョージャポンは11日より、ミドルクラスの新型『407』を全国の正規販売店網、ブルーライオンネットワークで発売する。そこで歴代プジョーミドルクラスをたどる写真蔵シリーズ。まず第二次大戦を挟む時期から。
401---1934年当時、ルーフを電動でトランク内に収納することができる画期的なシステムを持つクーペが存在。生産台数:1万3545台(1934−1935)
402---空気力学に基づき開発されたモデル。前面とヘッドライトがボンネットと一体化した“エアーフロー”と呼ばれる斬新なデザインを導入した。1935年パリ・サロンで発表。生産台数:15万2240台(1935−40)
403---ピニンファリーナ社とのパートナーシップがスタートする第1号車。1965年までの間に生産台数が初めて100万台を突破。403オープンモデルはエレガンスの象徴とされ、TVドラマ『刑事コロンボ』でも愛用される。403Dはフランス初の量産市販ディーゼルエンジンである「インディノール」を搭載(1959)。プジョーはディーゼルエンジンの市場に進出、大成功をおさめる。生産台数:121万4126台(1955−65)