ホンダは、米国の汎用製品生産拠点のホンダ・パワー・エクイップメント・Mfgで生産している歩行型芝刈機『HRC536』を日本に輸入して18日からホンダ汎用特約店で発売すると発表した。
HRC536は、現行モデルで好評の耐久性の高いスチールデッキに、石などからデッキを保護するフロントガード(ストーンガード)を標準装備し、よりハードな使用環境でも耐えられるよう耐久性の向上を図った。
刈刃レバーから手を離してもエンジンは止まらず刈刃だけが停止するブレードブレーキクラッチ(刈刃停止機構)を採用するなど、操作性が高く、安心して使える機構も装備した。
HRC536は、北米で2005年2月に発売し、北米地域累計で約6900台を販売した実績がある。エンジンは最大出力5.5馬力のGXV160を搭載した。このエンジンは、米国環境保護庁(EPA)フェーズ2規制をクリアするなど、世界最高水準の環境性能を持つ。
販売計画は年間500台。価格は21万円。