平均年齢29.8歳の暴走族を摘発

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千葉県警は11日、昨年11月下旬にバイク7台による集団暴走を行ったとして、八千代市内などを拠点に活動し、元暴走族メンバーで構成された「旧車会」と呼ばれる2グループを摘発した。

11人を道路交通法違反(共同危険行為)容疑で逮捕し、メンバーは最年少でも24歳、グループ全体の平均年齢は29.8歳だった。

千葉県警・交通捜査課によると、集団暴走を行ったとして道交法違反で逮捕されたのは、八千代市内を拠点に活動する「旧車会」と呼ばれ、古い改造バイクを所有する2グループ11人。

11人はいずれも18歳前後で引退した暴走族の元メンバーで、自分たちが現役時代に乗っていたバイクを使って集団暴走を実施しようと決定。

2004年11月20日の深夜、バイク7台を連ねて八千代市内の市道などで信号無視や蛇行などを繰り返し、周辺の交通に影響を与えた疑いが持たれている。

逮捕されたメンバーの年齢は最年少でも24歳、最も年齢が高いメンバーは34歳だった。平均年齢は29.8歳で、集団暴走型の暴走族としては最高齢に近い。そして「いい歳をした大人」の行動に県警も呆れ気味。

取り調べ中に「妻子もいるのに恥ずかしいと思わないのか!」などと捜査員から一喝され、うなだれるメンバーもいたという。

《石田真一》

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