マツダは28日、2005年度の中国での新車販売を前年度比7.3%増の10万3000台とする計画を明らかにした。2010年度には30万台に拡大する中期計画を進めており、今年度を足場固めの年とする。
マツダは今年になって、長安フォードとの新工場建設プロジェクト合意や中国統括会社の設立など中国事業拡大の環境整備を相次いで行ってきた。
現在は『マツダ6』など3車種の投入にとどまっているが、「今後3年間で8車種を投入する」(尾崎清専務)など攻勢をかける。長安フォードとの提携による車両工場、エンジン工場は07年に稼働の予定で、車種の拡大と販売増につなげる。