ひき逃げされ放置? 男性が死亡

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17日、群馬県桐生市内の県道を通りかかったドライバーから「男性が頭から血を流して倒れている」との110番通報が寄せられた。

警察が現場に急行した際、この男性はすでに死亡しており、周辺にガラス片が散らばっていたことから、警察では死亡ひき逃げ事件と断定し、捜査を開始している。

群馬県警・桐生署によると、警察が事故発生を認知したのは17日の午前2時40分ごろ。桐生市梅田町付近の県道をクルマで通り掛ったドライバーから「道路の中央部付近に男性が頭から血を流して倒れている」との110番通報が寄せられた。

同署員が現場に急行。倒れている男性はすでに心肺停止の状態で、病院には収容されたがその場で死亡していることが確認されている。死亡したのは現場近くに住む62歳の男性と後に判明している。

警察では死亡した男性の受傷状況や、現場付近にクルマのものとみられるガラス片が散乱している状況から、16日深夜から17日未明までの間にクルマにひき逃げされて死亡したものと判断。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場は桐生市郊外の山間部を通る片側1車線の県道。直線で見通しは良いものの、現場付近に街灯は設置されていなかった。

男性は地区の寄り合いに出席するため、16日夜に外出。その後の行方がわからなくなっていた。ひき逃げの被害にあってからは数時間程度が経過していたものとみられている。

《石田真一》

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