横浜ゴムは、4月1日付けでロシアに自動車用タイヤの販売会社ヨコハマ・ロシア・L.L.Cを設立し、今月下旬から営業開始すると発表した。
新会社は、横浜ゴムと伊藤忠商事との合弁会社で設立する。資本金は40万ドルで、出資比率は横浜ゴムが85.1%、伊藤忠が14.9%。所在地はモスクワ。ロシアでの販売強化が狙い。
当面は乗用車用タイヤを販売するものの、今後の市場動向を見ながらトラック・バス用タイヤの販売も検討する。2008年には販売本数70万本が目標。
横浜ゴムは現在、欧州ではイギリス、ドイツ、イタリアなどに販売会社があり、ロシアは欧州で10カ国目となる。