CNNテレビのニュースによると、GMが発行するクレジットカード情報がリテーラーのミスにより流出、およそ18万7000人分の個人情報がアイデンティティ・セフトの危機にあるという。
GMカードを取り扱うHSBCホールディングス社では、すでに1200人のカスタマーに対し注意をうながすメールを送付済みで、今後18万5800人にも同様のメールが送られるという。
GMカードの利用者は600万人とも言われ、今回情報が流出したのはその一部だが、1992年から提供している、自動車メーカーと提携したクレジットカードとしては最大手のものだけに、かなりの信用度ダウンになりそう。
GMカードは利用するたびにポイントが入り、GMの自動車を買う際にそのポイント分が割引される、というシステム。
こうしたクレジットカードを発行したのはGMが世界初で、自動車部門では赤字でもファイナンシャル部門では黒字を保って来ただけに、今回の騒動は大きなマイナスとなりそうだ。