地図を見ていてバスと衝突、17人が負傷

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5日午前、神奈川県平塚市内の県道交差点で、湘南神奈交バスの運行する路線バスと、赤信号を無視して進入してきた普通トラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。

この事故でバスの乗客乗員ら17人が重軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

神奈川県警・平塚署によると、事故が起きたのは5日の午前9時20分ごろ。平塚市夕陽丘付近の県道交差点で、湘南神奈交バスの運行する路線バスと、赤信号を無視して交差点に進入してきた普通トラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。

トラックは衝突の弾みで横転。そのまま弾き飛ばされて反対側で信号待ちを行っていた乗用車にも衝突し、ようやく停止した。

当時このバスには乗客乗員合わせて13人が乗車していたが、このうち乗客1人が座席から投げ出されて足の骨を折る重傷、運転手を含む12人が打撲などの軽傷、トラックを運転していた男性と、乗用車に乗っていた人など4人が同様に打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けた。

現場は比較的見通しの良い交差点。警察では業務上過失傷害容疑でトラックを運転していた男性から事情を聞いているが、調べに対して男性は「現場付近で道に迷い、地図を見ながら走っていたら赤信号を見落としてしまったらしい」などと供述しているという。

《石田真一》

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