トヨタなど3社、ミサワホームに258億円出資

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トヨタ自動車、野村プリンシパル・ファイナンス(NPF)、あいおい損保は31日、ミサワホームホールディングスが実施する総額258億円の第3者割当増資を引き受けると発表した。

昨年12月に締結していた提携の基本合意に基づくもので、トヨタによるミサワの事業再生が動き出す。

増資引き受け額はトヨタ104億円、NPF112億円、あいおい42億円で、6月末までに払い込む。トヨタは、トヨタホーム東京の中神正博社長を代表取締役専務執行役員として、トヨタの東海健生住宅企画部長を執行役員として派遣する。

このほかにもトヨタとNPFが取締役各1人、NPFとあいおいが監査各1人をいずれも非常勤で派遣する。トヨタは増資引き受けについて「ミサワの財務体質が強化され、信用力やブランド力が向上、企業価値が確実に向上すると判断した」と説明している。

《池原照雄》

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