セントレアへのアクセス道路で多重衝突

自動車 社会 社会

8日、愛知県阿久比町内の知多半島道路上り線で、速度超過状態で走行していたとみられる乗用車が中央分離帯に激突。これに後続車3台が衝突し、クルマ4台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で2人が死亡、1人が軽傷を負っている。

愛知県警・高速隊によると、事故が起きたのは8日の午前3時5分ごろ。阿久比町卯坂付近の知多半島道路上り線で、34歳の男性が運転する乗用車が中央分離帯に激突、追越車線を走行していたトラック2台と乗用車1台が避けきれず、次々に衝突。4台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で最初に単独事故を起こしたクルマが大破し、運転していた男性が全身打撲で死亡。追突事故を起こした後続車のうち、トラックに挟まれ大破した乗用車を運転していた63歳の男性も頭を強打して死亡。トラックを運転していた男性1人が足に軽傷を負った。

現場は見通しの良い片側2車線の直線道路。警察では最初に単独で事故を起こしたクルマは速度超過が原因の操作ミス。後続車の追突に関しては前方不注意と車間保持不足が原因とみている。

知多半島道路は中部国際空港(セントレア)へのアクセス道路。現場は事故処理のために約6時間に渡って閉鎖されたが、名古屋市方面に向かう上り線だったこともあり、航空機の利用客に大きな影響は出なかった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集