野球の試合中、レフトに飛んできたのは

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20日、岡山県岡山市内の市道で、軽自動車が道路を逸脱し、道路と隣接する高校のグラウンドに転落する事故が起きた。グラウンドでは紅白試合を行っていたが、選手にケガは無かった。クルマに乗っていた2人は間もなく死亡している。

岡山県警・岡山西署によると、事故が起きたのは20日の午前11時40分ごろ。岡山市楢津付近の市道で、69歳の男性が運転する乗用車が緩やかなカーブを曲がりきれずに直進。鉄製のフェンスを突き破って、道路に隣接する関西高校が所有するグラウンドに転落した。

当時、このグラウンドでは春の選抜高校野球に出場が決まった野球部が紅白戦を実施していたが、クルマは回転しながらレフト側に落ちた。数メートル先には守備の選手がいたが無事だった。

クルマには運転していた男性と、男性の妻で67歳の女性が同乗しており、2人とも近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡している。

警察では男性がハンドル操作を誤り、そのままカーブを逸脱したことが事故の原因とみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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