米国マーケットではヒュンダイに次ぐ2番目の韓国メーカー、キアは、米国での同社最大のヒットモデルとなったミニバン『セドナ』をフルモデルチェンジ。ニューモデルを年内に米国内で発売することを発表した。
11年前のアメリカ上陸当時は、ともすれば日本車に代わる安いクルマというイメージがあったキアだが、セールスは右肩上がりで、2001年には1万2000ドルだった平均価格も05年には2万ドルにアップ。SUVの2種を含めたモデルラインナップも充実してきた。
この堅調キアのトップセールスを誇るモデルが、01年に登場したミニバン、セドナだ。
新型セドナは、キア・モーター・アメリカの社長ピーター・バターフィールド氏が「デザインだけでなく、サイズもパワーもアップグレードしてホンダ『オデッセイ』やトヨタ『シエナ』との競争力を持つ」と太鼓判を押す自信作。