ポルシェAGは、2005年7月期の上半期(2004年8月〜2005年1月)の連結決算で、税引前利益が暫定値ながらグループ全体で前年同期比6.5%増の2億2500万ユーロになる見込みと発表した。
税引き後利益も同4.5%増の1億2500万ユーロになる見通し。
売上高は同3.4%増の29億5000万ユーロで、増収増益を維持する見通しだ。ポルシェの販売が好調に推移しているのが主因で、販売台数は『911』が同19.5%増の1万2300台、『カレラGT』が260台(前年同期実績10台)、『カイエン』が同13.3%増の1万9200台だった。ただ、『ボクスター』は昨年11月にニューモデルを投入したため、同25.9%減3900台にとどまった。