取り締まりのパトカーに、飲酒運転のクルマが追突

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22日、神奈川県横浜市旭区内の県道で、交通取締りのために路肩に停車していた県警・第一交通機動隊の捜査車両に軽トラックが追突。警官1人が軽傷を負う事故が起きた。

警察では追突したクルマを運転していた39歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反の現行犯で逮捕している。

神奈川県警・旭署、同・第一交通機動隊によると、事故が起きたのは22日の午前0時35分ごろ。横浜市旭区市沢町付近の県道(通称:環状2号線)で、交通違反の取り締まり準備を行うため、赤色灯を点灯させて路肩に停車していた第一交通機動隊所属の捜査車両(覆面パトカー)に、後方から走ってきた軽トラックが追突してきた。

この事故によって双方の車体が小破。捜査車両の助手席に乗っていた40歳の男性警部補が首を打撲する軽傷を負った。

軽トラックを運転していた男の呼気が酒臭かったことから、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコールを検出したため、業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

取り調べに対して、男は「新年会で酒を飲んでいた。事故の直前に居眠りをしてしまったようだ」と供述。容疑を大筋で認めつつも「まさかパトカーに追突するとは…」と、かなり落ち込んだ様子だったという。

《石田真一》

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