日産自動車は、エンジン、サスペンションなどの自動車用ユニットの主要生産工場である横浜工場の生産能力を拡大すると発表した。
2005年度までに110億円を投資し、新型直列4気筒ガソリンエンジンの「MR」エンジンの生産設備、サスペンションなどの自動車用ユニット生産設備の能力を拡大、将来の増産に対応する。環境技術に対応してラインを更新する投資も行う。
生産設備の拡大によりエンジンの生産能力は、年産33万基から年産43万基に引き上げられる。
同社は、横浜工場をユニット部品の主要生産拠点として位置付け、エンジンなど、自動車用ユニットのマザープラントとして日産グループ内のグローバル生産拠点への生産技術を展開する機能も充実させていく。
エンジン、サスペンションの生産設備の拡大は、2005年12月までに行われる予定だ。