【トヨタ マークX 発表】マークII 改めマークXに

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9日、トヨタのFR高級車群のエントリーモデル、『マークII』がフルモデルチェンジを受けた。68年の初代モデルが登場して以降、きっちり4年ごとにフルモデルチェンジされ続け、今回で10代目。

新型モデルは名称が変更され、「マークX」(エックス)となった。Xはローマ数字で10を表すが、それを数学における変数でもあるエックスと読み替えることで「未知の可能性」を秘めた新FRプレミアムという意味合いを持たせた。

マークIIのプラットホームは数代に一度、大がかりな変更を受けるが、マークXはマークIIの歴史の中で最大の変更となった。

新型の「GRX121」系シャーシは昨年発売された現行クラウンなどに使用されるトヨタの新世代FRプラットフォームとなり、旧型モデルとなった「JZX/GX110」系モデルから継承されたコンポーネンツはほぼ皆無という。

マークXが属するミディアムハイクラスは、ユーザーがミニバンに流れた影響を受け、トヨタに限らず全般的に苦戦している。マークXは凋落著しいミディアムハイ市場再興の起爆剤となるか。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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