9日、トヨタのFR高級車群のエントリーモデル、『マークII』がフルモデルチェンジを受けた。68年の初代モデルが登場して以降、きっちり4年ごとにフルモデルチェンジされ続け、今回で10代目。新型モデルは名称が変更され、「マークX」(エックス)となった。Xはローマ数字で10を表すが、それを数学における変数でもあるエックスと読み替えることで「未知の可能性」を秘めた新FRプレミアムという意味合いを持たせた。マークIIのプラットホームは数代に一度、大がかりな変更を受けるが、マークXはマークIIの歴史の中で最大の変更となった。新型の「GRX121」系シャーシは昨年発売された現行クラウンなどに使用されるトヨタの新世代FRプラットフォームとなり、旧型モデルとなった「JZX/GX110」系モデルから継承されたコンポーネンツはほぼ皆無という。マークXが属するミディアムハイクラスは、ユーザーがミニバンに流れた影響を受け、トヨタに限らず全般的に苦戦している。マークXは凋落著しいミディアムハイ市場再興の起爆剤となるか。
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