警察庁は4日、1日に施行された改正道路交通法のうち、運転中の携帯電話使用による摘発者が1日から3日までの3日間で6021人となっていたことを明らかにした。摘発者が最も多かったのは初日で、以後は減少傾向にあるという。
これは警察庁が4日に公表したもの。運転中に携帯電話を使用したとして、全国で摘発を受けたのは1日から3日までの3日間で6021人となった。
最も摘発者が多かったのは施行初日となった1日で3645人。警視庁管内での摘発者487人がトップで、2位は大阪府警管内の239人、3位に福岡県警管内の237人、4位は神奈川県警管内の169人。5位は愛知県警管内の164人となる。
2日にも全国で1697人が、初の休日となった3日は途中集計が行われた午後3時までの段階で同679人が摘発されている。
摘発者数が減っていることについて、警察庁では「初日に数多くの摘発者がいたということがニュースなどによって広く報じられており、これによる抑止効果があった」としているが、1日目よりも取り締まりの規模を縮小した県もあり、潜在的な違反者の数はまだ多そうだ。