この夏から販売されたマツダの新型コンパクトカー『ベリーサ』にも、福祉車両の設定がある。ベリーサに設定されるのは助手席が回転し、乗り降りをサポートしてくれるタイプの福祉車両だ。
東京モーターショーに展示される。東京モーターショーはプレスデイ11月2日、一般公開:3−7日、千葉・幕張メッセで。
ベリーサ助手席回転シート車は助手席が85度まで回転し、クルマの乗り降りに負担を感じている方がいる家族などに需要の多いタイプ。操作は手動だが、簡単に回転することができるので、無理のない姿勢での乗降が可能となる。
価格はベース車に対して9.1万円高。後付けすることも可能で、その場合には14万円となる。回転のレールなどを装備する関係上、シートクッションは若干薄くはなるが、実際に座ってみても、乗り心地が悪くなっているようなことはなかった。見た目にも普通の助手席と大きく変わることもない。
ベリーサのような新型のコンパクトカーにも、このようなモデルが設定されることで、福祉車両の品揃えが豊富になることはいいことだろう。