三菱自動車は、11月2日から千葉県千葉市の幕張メッセで始まる東京モーターショーに、身体障害者が自ら運転を楽しめる『ランサー・セルフトランスポート仕様車』を出品する。
バリアフリーシートや車いす収納装置を備え、車いす使用者が自力でクルマを運転できるようにしたものだ。運転席には電動リクライニング、前後電動スライド、中折れ式シートバックなど、運転中の姿勢を安定させる機能を備えたバリアフリーシートを設定。
また車いすから運転席への乗り降りをサポートする可倒式サイドサポートも装備するなど、身体障害者の自立的モビリティを実現させる工夫が随所に凝らされている。