CS調査のコンサルティング会社のJ.D.パワー・アジア・パシフィックは、2004年軽自動車初期品質調査を実施し、その結果を公表した。
調査は新車購入後2−7ヵ月を経過して発生した不具合について2003年12月から2004年5月に軽自動車を新車で購入した個人ユーザー2326人から調査した。調査対象となったのは「7メーカー」の「27モデル」。
モデル別ランキングでトップとなったのはスバル『R2』で、ランキング対象となった10モデルで最も不具合指摘件数が少なかった。
2位はスズキ『アルトラパン』、3位がホンダの『ライフ』、4位が日産の『モコ』だった。スズキの『MRワゴン』は今回のランキング対象に入っていない。
5位はダイハツ『タント』で、ここまでが業界平均。軽自動車メーカーでは、三菱自動車だけが業界平均を上回ったモデルが無かった。
業界平均以上の品質水準を達成した5モデルのうち、3モデルがニューモデルで、設計・開発段階から新型車の品質改善に対するメーカーの取組みの成果が現れたとしている。
6位はダイハツ『ミラ』、7位が三菱『eKワゴン』、8位がスズキ『ワゴンR』、9位がダイハツ『ムーヴ』、10位がホンダ『バモス』だった。