2000年、前年まで4連覇を果たしたドライバーと車両をもってして最終ランキングが5位という結果は、三菱自動車にとっては不本意以外の何物でもなかった。三菱自動車は、市販車との直接的な連携を重視して純グループAで戦い続けてきた。しかし改造範囲が拡大されるWRカー勢に対抗していくため、同じくWRカーを新たに開発するという方向転換を決断することとなった。