中国で初開催されたF1グランプリ(26日決勝)のウィナーとして歴史に名を刻んだフェラーリのルーベンス・バリケロがレース後喜びを語った。「今シーズンのほとんどをミハエルに追いつくために費やしてきたけれど、ここにきてやっといい流れがつかめた」
「ここ中国では全てがうまく進んだよ。素晴らしいセットアップを実現してくれたチームに感謝している。彼らのおかげでハードにプッシュすることが出来た。中国の人々から温かい歓迎を受けたよ」
「スタートは非常に良かった。1ラップ目で得られたグリップ量には驚いたよ。キミが迫ってきたけれど、ギャップを保つことが出来た」
「レースを制することが出来るという確信が得られたのは最終ピットストップ。ロスが大丈夫だと告げてくれた時だった。ピットを出た後も全開でプッシュした。その後ターン3でミラーを見たら誰も見えなかったから、その時やっと安心できた」
「終盤に向けて8秒差を築いたときには、チームからちょっと抑えるように言われた。でもジェンソンが近づいてきたので、再びペースを上げなければならなくなった」
「あとビルヌーブを周回遅れにしようとした時、彼はポジション争いをしていたから僕のことに気付かなかったようだ。でもその後すぐにちゃんと譲ってくれたよ」
「このトラックは非常にチャレンジング。コーナーには複数のラインがあるから、オーバーテイクが可能なんだ。それはいいレースに欠かせない要素だからね」