スマート『フォーフォー』(6日発表・発売)でまず目を引くのが、グラフィカルなツートーンカラーのエクステリアだ。スマート独特の「トリディオン・セーフティセル」構造によるスタイリングは、同ブランドの他車と同じイメージを醸し出している。
三菱『コルト』のプラットフォームをベースにしているとはいえ、フロア以外の構成は新規設計に近いもの。ボディパネルにはストレスがかからないような設計とすることで、まるでオモチャのようなポップな造形が実現している。
エクステリアのカラーはカラフルな10色が設定されているが、セーフティセルは3色のみ。ブラック、シルバー、チタニウムグレーが設定されているが、どれも金属感を増幅し、がっしりとしたイメージでユーザーに「自分は頑丈な殻の中にいる」と思わせ安全性が高そうに見える色だ。
まるでキャラクターグッズのようなポップな雰囲気と、安心感を覚える重厚なイメージが融合したデザインは、スマート各車に共通のものだ。