気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年9月21日付
●トレーラー、クレーン車、7割違法摘発強化へ、重量超過、無許可走行 国交省推定(読売・1面)
●ディアマンテ残った 三菱自動車が生産継続(読売・10面)
●二輪車アジア疾走、ホンダ、スズキ新工場、ヤマハ・川重も「追撃」(産経・1面)
●政府、FTA、アジア拡大へ、対メキシコ法参考に(東京・9面)
●広告費3年連続減、昨年度0.5%減、日経広告調べ、首位トヨタ、松下2位浮上(日経・11面)
ひとくちコメント
2003年度の有力企業の広告宣伝費総額は前年度比0.5%減の3兆4187億円と、3年連続してマイナスとなった。日経広告研究所が有力企業の合計4532社を対象にまとめたもので、きょう日経が報じている。
企業別では、950億円を計上したトヨタ自動車が前年度比16.4%減と1000億円を割り込んだものの9年連続して首位をキープした。ホンダは592億円で同1.1%の微増となったが、松下電器に抜かれて3位。
自動車メーカーではほかに日産自動車が430億円で同3.8%減で6位、スズキが301億円で同2.0%増の11位、富士重工(スバル)が271億円で同12.1%増の17位、マツダが235億円で同1.6%減の18位となった。
桁外れの金額のトヨタをはじめ、ベスト20位に自動車メーカーが6社も入っており、テレビ・新聞・雑誌などのマスコミ媒体は自動車業界に支えられていることが数字上でも浮き彫りになっている。