字が読めないから免許取れない…40年の無免許運転?

自動車 社会 社会

群馬県警は15日、長年に渡って無免許運転を続けていたと思われる72歳の男を道路交通法違反(無免許運転、速度超過)の現行犯で逮捕した。男は「今までに免許を取った経験がない」という内容の供述を行っており、警察では確認を急いでいる。

群馬県警・長野原署によると、道交法違反で現行犯逮捕されたのは、高山村内に在住する男。この男は15日の午後2時15分ごろ、同署が草津町内の国道292号線で実施していた交通検問で、制限速度を19km/h上回る59km/hで軽トラックを運転していたところを発見、摘発されていた。

男は免許の提示を求められた際に「持っていない」と言い、さらには「今まで免許を取った経験もない」などと供述した。このため警察では男を道交法違反の現行犯で逮捕。継続した取り調べを進めることとなった。

警察の取り調べに対して男は「字の読み書きが苦手だから、試験を受けても仕方がない。無駄だと思った」などと供述。開き直りとも受け取れる姿勢をみせている。

男の年齢から推察するに、40年近くは無免許運転を続けていた可能性が高く、警察ではさらに捜査を進め、どのぐらいの期間に渡って無免許だったのかを調べたいとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV