バイクを奪う目的で故意に追突

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滋賀県警は14日、バイクを奪う目的で故意に追突事故を起こし、運転者と同乗者にケガを負わせたとして、2人を逮捕した。同事件ではこれまでに6人が逮捕されており、警察では余罪を調べている。

滋賀県警・捜査1課によると、強盗傷害容疑で逮捕されたのは、大阪府内に住む23歳の男と、18歳の少年の2人。

問題の事件は今年6月27日未明に発生している。草津市東草津1丁目付近の国道1号で18歳の少年が運転するバイクが後方から接近してきた乗用車に追突されて転倒。少年は同乗していた19歳の少年とともに路上に投げ出されたが、クルマに乗っていた若い男はバイクを奪い、追突したクルマとともに現場から逃走した。

警察では暴走族グループなどによるバイク強奪を目的とした強盗傷害事件と断定。大阪府南部を拠点とするグループが関与する可能性が高くなり、事件に使われたクルマの所有者など6人を逮捕。供述内容から残る2人も逮捕した。

逮捕された合わせて8人は容疑を大筋で認めているが、警察では他にも余罪がある可能性が高いとして厳しく追及していく方針だ。

《石田真一》

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