盗難車を運転していたのは14歳の少年だった

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12日、山口県宇部市内で、パトカーの追跡を受けていた盗難車が交差点で乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。

警察では盗難車を運転していた14歳の少年を窃盗容疑で逮捕するとともに、業務上過失傷害や道路交通法違反(無免許運転)の容疑でも調べを進めている。

山口県警・宇部署によると、事故が起きたのは12日の午後5時40分ごろ。これに先立つ同日の午後2時ごろ、宇部市内に在住する女性から「(宇部市)居能町の駐車場に置いていたクルマが無くなった」との通報が寄せられた。

警察では自動車盗難事件として、盗まれたクルマのナンバーを手配していたところ、同日の午後5時30分ごろ、宇部市中山付近の市道でパトロールを行っていた同署・地域課のパトカーが盗難車両を発見。ただちに追跡を開始した。

パトカーはマイクを使用して停止を命じたが、盗難車はこれを無視。その後もに約10分間に渡って逃げ続けたものの、宇部市東平原付近の市道交差点で交差側の道路を進行していた57歳女性の運転するクルマと出会い頭に衝突する事故を起こした。

クルマは身動きが取れなくなり、運転していた若い男はその場で取り押さえられ、窃盗容疑で逮捕された。

後の調べで、クルマを運転していたのは14歳の少年と判明している。衝突相手となったクルマを運転していた女性が軽傷を負っていることから、警察では業務上過失傷害や道交法違反容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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