ダイムラークライスラーのエントリーブランドとして普及を狙うスマート『フォーフォー』の販売計画は、年内で2000−2500台、2005年は5000−6000台程度を狙っているという。
参考までに『MINI』(ミニ)の2003年度の年間登録台数は約1万3000台、その半数に近いフォーフォーを売る計画で、計画どおり進めば、近いうちに特異な外見も手伝って街でよく見かけるクルマになるはずだ。
また、フォーフォーには1.3リットルモデルと1.5リットルモデルがあるが、販売比率としては7:3程度で1.3リットルモデルが多くなる予想しているという。
販売目標を達成するためには、販売拠点の拡充も重要。この点については「ヤナセ系メルセデスベンツ販売店で、スマート取扱店を拡大している」(スマート マーケティング部商品企画課課長の豊生浩一氏)としており、クルマに興味があるのに近くに販売店がないという事態も解消されそうだ。