モンツァでの合同テストに参加していたフェラーリのミハエル・シューマッハ。3日のテスト中、300km/hで第一シケインに差し掛かった途端にマシンがスピン、壁に激突した。
マシンから降りたシューマッハはしばらく芝生の上で横になっていたが、その後は自力でピットまで戻ったとのこと。
「クラッシュからこれほど無事に生還したことにかなり驚いている。どこも身体を傷めなかったよ。いつもより多めに休養を取ったけれど、その後すぐに通常通りの仕事に戻ることができた」
気になるクラッシュの原因だが、ブリヂストンタイヤのパンクが原因と見られている。今週末モンツァで行われるイタリアGPで使用するタイヤのテスト中のアクシデントとあって、ブリヂストン側は徹底調査を約束した。
ブリヂストンによると「パンクの原因はトラックに鋭い物体があったためではないかと推測されている。それまでタイヤには何の問題もなかった。さらなる調査をするつもりである。このタイヤを実際にモンツァで使用するかどうかについての最終決断はまだ下されていない」と語っている。