高速道路に高齢者が徒歩で誤進入、はねられ即死

自動車 社会 社会

25日、大阪府羽曳野市内の南阪奈道路で、本線上を歩いていた89歳の女性が乗用車にはねられ即死する事故が起きた。警察では乗用車を運転していた男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

大阪府警・高速隊によると、事故が起きたのは25日の午前4時30分ごろ。羽曳野市大黒付近の南阪奈道路下り線・羽曳野東インターチェンジ(IC)付近で、乗用車を運転していた26歳の男性から「本線上で老人をはねた」との通報が寄せられた。

高速隊員が現場に駆けつけると、本線上を歩いていたとみられる89歳の女性は頭などを強打し、すでに死亡していた。衝突時の速度が高かったため、即死したとみられている。

現場となった南阪奈自動車道今年3月に開通したばかりで、これまでに老人による誤進入が数回あるという。死亡した女性も近くの出入り口から本線内に進入した可能性が高い。

警察では事故を起こした男性から業務上過失致死容疑で事故当時の状況を詳しく聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース