神奈川県警、悪質違反者88人を摘発

自動車 社会 社会

神奈川県警は23日、交通違反で検挙されながらも呼び出し期日を無視し、罰金の支払いも理由なく拒んできた悪質な違反者88人を道路交通法違反容疑で逮捕した。

同日までに全員が罰金支払いの略式命令を受け、すでに納付を済ませているという。

神奈川県警・交通指導課によると、悪質な違反者と見なされて摘発の対象となったのは88人。駐車禁止などの軽微な違反を犯したものが大半で、一部には複数の違反を繰り返した常習者もいた。

88人に対しては、これまで再三に渡って出頭要請を行ってきたが、理由もなくこれを無視して出頭を拒んだため、「出頭の意思なし」と判断。逮捕に踏み切った。

出頭を拒んだ理由として、最も多かったのは「支払う金が無かった」というもの。また、大半の違反者が「支払いを無視しても逮捕されることはないだろう」などと思っていたようだ。

県警では「しっかりと出頭し、反則金や罰金の支払いを行っている違反者との間に格差が生じる」として、今後も同用の摘発を続けていくとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース