パトカーに投石、男女3人を逮捕

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23日、山口県防府市内で、パトロール中だった山口県警・防府署のパトカーに対向車から投石があり、ガラスが割れる被害を出した。

同署ではパトカー5台で追跡し、57歳の男ら3人を器物損壊の容疑で逮捕している。

山口県警・防府署によると、事件が起きたのは23日の午前0時50分ごろ。防府市新田付近の県道を同署・地域課のパトカーがパトロールのために走行していたところ、対向車線を走ってきた軽自動車から石のようなものがパトカーに向かって投げつけられた。

投げられた石は数個がガラスに命中。一部が割れるなどの被害を出している。

パトカーはその場でUターン、赤色灯とサイレンを使って追跡を開始。同時に他のパトカーを出動させるように応援を要請した。これを受けて駆けつけたパトカーなど5台が追跡に参加。

最後は前後を取り囲むようにして強制的に抑止した。

停車直後に女1人が走って逃げ出したが、57歳の男2人を器物損壊の現行犯で逮捕。逃走していた45歳の女についても同日未明までに同容疑で逮捕している。

警察での取り調べに対し、逮捕された3人はいずれも「身に覚えがない」などとして容疑を否認している。

防府市内では類似の事件がこれまでにも相次いでいることから、警察では逮捕した3人を厳しく追及。これら事件との関連も調べる方針だ。

《石田真一》

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