【三菱WRC】シェイクダウン…ラリードイツ

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2004年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイツは19日、ドイツ連邦共和国のトリアーで開幕。午後から開始されたシェイクダウンテストでマシンの最終仕様を確認し、夜8時よりセレモニアルスタートを行った。

三菱自動車チームから出場するのは、エースドライバーのジル・パニッツィと、ターマック(舗装路)ラリーを得意とする若手ドライバー、ダニエル・ソラ。 

ラリー・ドイツは今シーズン初のフルターマックラリーとなる。第1戦モンテカルロも基本的にターマックだが、一部の路面は雪や氷に覆われている。

ラリー・ドイツのコースは完全にアスファルトに覆われており、マシンは大径の舗装用タイヤを履き、グラベル(未舗装路)仕様に比べて車高が低めらている。

ターマックキングとも呼ばれるジル・パニッツィによれば、ラリー・ドイツのコースは少々特殊といえるようだ。コースのキャラクターがステージによって大きく変わるからだ。

「例えばモーゼル川近くの丘陵では道幅が狭く、正確な運転が求められる。ザールラントでは道幅が広くゆるやかに曲がっていてスピードが乗る。そして、バームホルダーの軍隊演習場内は路面がコンクリートで、雨が降ると滑りやすい。さらにバームホルダーは高速コーナーの外側にコンクリートブロックが置かれるなど、神経をつかう」

「あまり好きなコースとはいえない」と、パニッツィ。20日から始まる競技は、3日間トータルでSS(競技区間)の数は24本となり合計距離は411.06km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1075.77km。

《高木啓》

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