国土交通省がETCの普及・利用状況速報を発表した。それによると、8月5日現在の利用状況は、全国で約149万台が利用し、7月末現在で約340万台を突破した。
7月30日−8月5日の1週間、1日にETCを利用した車両は、全国で約148万5300台。日本道路公団管轄の高速道路・有料道路が1日平均約106万9300台、首都高速道路管轄の道路が約27万3800台、阪神高速道路公団が約12万1600台、本四連絡橋公団が約2万8000台となる。
利用率は、全国が19.3%、日本道路公団が19.1%、首都高が23.5%、阪神高速が14.8%。利用率は2003年1月から急激な伸びを示しているが、そろそろその伸びもグラフで見る限り、かげりが見え始めている。
しかし、阪神高速での利用率は14.8%と、首都高に比べると10ポイントも低い数字で、利用率のアップが期待できる地区があり、そのエリアがアップすれば、さらなる伸びも期待できることも事実だ。
普及状況は7月末の累計が約340万台、月計が21台と、久々の月間20万台突破となった。