精悍な三菱フェイスのスタイリングもなかなかいいし、シートやドア内張りなどの配色もモダンで好感が持てる。
室内もこれでじゅうぶんといえるぐらい窮屈感がなく居住性に不満はない。ロードノイズも静かで、また乗り心地もよく、ルックスから想像するよりはるかに快適だ。
さらに、64psのターボバージョンの走りも、0-400m加速は20秒台の雰囲気で、軽自動車ながら、不満のない動力性能だ。エンジンは高回転域まで引っ張っても静かでスムーズ。なかなかに洗練されている。
ハンドリングは大人しいが、それだけに安心感も高く、疲れない走り味だ。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★★
津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバーを経て、モータージャーナリストとして活躍。カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブドライビングスクールの校長も務める。