マイクロソフトは4日、センター・フォア・オートモティブ・リサーチとの新規ジョイントベンチャーを立ち上げる、と発表した。この提携により、両社は年に数回今後の自動車業界のキートレンドについての調査を合同で行うことになる。
最初の調査では自動車メーカーがどこでコスト削減を行うことができるか、などが協議される予定だという。
マイクロソフトはすでに自動車工場でのフロアコントロールのソフトウェア提供や、アメリカ最大手のオンライン自動車販売サイトの一つであるMSNオートサイトなどで自動車業界と深いかかわりを持っている。また、テレマティックスの分野で自動車メーカーへのパーツ供給も裾野を広げつつある。
マイクロソフトではイタリアのフィアットに対し、すべてのナビゲーションシステムとテレマティックスを供給する契約を交わしており、今後自動車業界でのマイクロソフトのプレゼンスはますます高まりそうだ。
いっぽうセンター・フォア・オートモティブ・リサーチは、ミシガン州アナーバーに本拠を置く研究・調査期間。