ヤマハの第1四半期連結決算、欧州とアジアが好調

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ヤマハ発動機は、2004年度4-6月期(第1四半期)連結決算を発表した。売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は全て前年同期を大幅に上回り、増収増益となった。
 
売上高は前年同期比14.8%増の2956億円で営業利益が同67.8%増の225億円、経常利益が同41.5%増の234億円、当期純利益が同32.7%増の116億円となった。
 
好決算となったのは、二輪車、マリン、特機、産業用ロボットなど、全ての事業で、売上が好調に推移したため。とくに二輪車事業では、売上は国内と北米では減少したものの、『YZF-R1』や『FZ6』などの欧州での販売が急増、アジアでの小型二輪車の販売も伸びた。
 
利益面では、販売管理費が67億円増加したほか、為替差損で40億円の減益要因があったものの、売上増による増益効果179億円原価低減20億円などの効果で大幅増益となった。
 
2005年3月連結決算の業績見通しの変更は無し。

《レスポンス編集部》

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