78歳運転、パニックから衝突繰り返し店舗に突っ込む

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26日午後、滋賀県大津市内の市道で、追突事故を起こしてパニックとなった78歳の男が運転する乗用車が暴走し、道路沿いにある携帯電話販売店の店頭に突っ込むという事故を起こした。この事故で7人が軽傷を負って病院に運ばれている。

滋賀県警・堅田署によると、事故が起きたのは、26日の午後1時25分ごろ。大津市真野1丁目付近の市道で、信号待ちをしていたクルマに後方から走ってきた78歳の男が運転する乗用車が追突した。

男は慌ててバックしようとして後続車へさらに追突。そのまま道路脇の店舗駐車場にクルマを止めようとした際、駐車中の1台にも接触した。

連続した接触でパニックになった男は最後にアクセルとブレーキを踏み間違え、そのまま携帯電話販売店の店舗に向かってクルマを突進。ガラスを突き破って店内に突入。店内のカウンターにぶつかった後、ようやく停止している。

この事故で2台のクルマに乗っていた4人が打撲などの軽傷を負い、店内にいた客や従業員3人も割れたガラス片を浴びるなどして3人が軽傷を負って、いずれも近くの病院に運ばれて治療を受けた。

現場はJR堅田駅近くの商店街で、被害を受けた携帯電話販売店には約10人の客がいたが、クルマが突っ込んできた側にはたまたま人がいなかったという。

警察では男を業務上過失傷害と器物損壊容疑で検挙し、事故の詳しい経緯を調べている。

《石田真一》

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