ヤナセは、フォルクスワーゲン(VW)を専門に取扱う子会社ヤナセヴィークルワールドを設立し、VW車の販売に13年ぶりに再参入すると発表した。新会社は26日、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンとディーラー契約を締結した。
ヤナセは、VW、アウディ販売で実績を上げながら、国内でのトヨタ自動車のVW、アウディ販売の参入など、メーカーの拡大戦略に反発、1991年にVW、アウディ販売から撤退した経緯がある。
その後、経営再建となってからヤナセは「輸入車のデパート」戦略を展開、BMWの取扱い開始、アウディの再参入など、取扱い商品を拡充している。今回、拡販を目指すVWと戦略が一致した。
VW取扱いの新会社は、2005年春に東京都新宿区に営業拠点を開設し、VW車販売に参入する。