Uターンの際には後方確認…バイクに気がつかず幅寄せ

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3日未明、神奈川県藤沢市内で、20歳の女性が運転するバイクに、併走していた乗用車が突っ込む事故が起きた。

女性は転倒した際に軽傷を負ったが、乗用車は逃走。約30分後に逃げていた乗用車を発見し、運転していた18歳の少年を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)で緊急逮捕している。

神奈川県警・藤沢署によると、事故が起きたのは3日の午前1時55分ごろ。藤沢市藤沢付近の国道1号線で、道路左側を20歳の女性が運転するバイクが走行していたところ、併走していた乗用車が突然幅寄せを行い、バイクに突っ込んできた。

進路を塞がれる形になったバイクはクルマに接触した後に転倒。女性は路上に投げ出され、打撲などで全治2週間の軽傷を負った。

事故を目撃した後続車のドライバーが110番通報を行った結果、パトロール中の警察官が左側面を破損したクルマを発見。運転していた少年に職務質問を行ったところ、当て逃げの事実を大筋で認めたため、緊急逮捕した。

逮捕されたのは18歳の少年で、警察の取り調べに対しては「幅寄せではなく、現場付近でUターンしようと思って車体を左に振った。対向車線側のクルマにだけ注目していて、左後方から接近していたバイクの存在にはまったく気がつかなかった」と話しているという。

《石田真一》

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